過ぎ行く風景
バツイチカケスのゆるゆる人生 BGMも交えて のんびりゆったり歩きます
いらっしゃいませ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。



プロフィール

カケス

マスター : カケス
5年前、新しい人生の
スタートを切りました。
今はゆっくりと心身を
癒している最中。
近くに温泉が噴出したので、
週末を楽しんでいます。





周辺散策まっぷ


ameba lanking banner

▼ こんな男 要らねぇ !!
箱ミネコの離婚日記(暴走)
こんなオトコ要らねぇ~ミネコの「モラハラ」リコン日記
元夫から「モラハラ」を受けた
漫画家の筆者がやり場のない
怒りを爆発、ペン先を潰しつつ
執筆した著作、ついにマガジン
ハウスより、電撃発売が決定。
早くも大増刷準備か?

▼ カッパの南国別館
▼ 離婚・デトックス!
▼モラル・ハラスメント
 被 害 者 同 盟

▼95%モラハラ夫!
▼シングルマザーのゆううつ
▼ にゃりんたが行く
▼ 地上12,000mmの沃地
|電柱|`∇´)ノ





最近のお茶会話



コース別 メニュー



本日のおすすめ



月別アーカイブ



屋根裏部屋

全タイトルを表示



マスターへご注文

メールはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:



記事検索

指定言葉を含む記事を表示



お気に入り

Master of Coffeehouse Wolds
Found Gadgetries as . . .


foo bath bookstand
Relaxing Bath BookStand


just an old fashioned coffeemaker
old Fashioned Coffeemaker


One day, a little Chick visited Coffeehouse Wolds and....
One day, a Chick visited my...



piano player
Karaoke Network Comunity


家頁画廊~Web素材集~
Funny Style Illustration



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

だれも知らない小さな国



    ──



    「 アノヒトハ ナイテイタヨ。」


     いつまでも、ぼんやり考え事をしていると、ヒコがいきなりいった。


    「 ないて? 」


    「 ミンナデ アイサツシタトキ。」


    「 そうか。 それは、おどろいたんだよ。」


    「 オドロイテモ、ナクノカナ。」


    「 そんなこともあるさ。」


     ぼくはそう答えた。 ヒイラギノヒコは、おもしろそうにわらって、またふっと見えなくなった。
 


── 佐藤さとる 『だれも知らない小さな国』 より 


 




 


 


  こんにちは、カケスです!


 放置し放題わがまま気ままの当店にご来店いただき、まことにありがとうございます。


 え~、店内、放置でホコリだらけでして…あと少しで掃除が終わりますので…(爆)


 少々お待ちいただければ、特製の杭州龍井茶でおもてなしいたします。


 


  さてさて、ここでクイズです。 前回の更新から、どれだけの時間が経ったでしょう?(爆散)


って、どうでもいい(いいのかっ220ことはさておき、さっそく、今日のお話に入りましょう。
154絶対、話をそらしてる…)


 まま… さてさて、少し、昔の話です。 お客さん自身の中で、思い出してみてください。


本日のお題は、こちら155です。




  佐藤さとる





 
 あ、懐かしい! と 一発で思い出されたお客さん、いらっしゃいますか?


 まだ、う~ん?! と頭を抱えているお客さん、ヒントです。 代表作のタイトルを並べてみましょう。


赤んぼ大将 山へいく
ジュンとひみつの友だち
おばあさんの飛行機
てのひら島はどこにある
わんぱく天国
カラッポのはなし



 そうそう、挿絵は、村上勉のものが多かったですね。(159ホームページは、こちら)


 村上勉Web


 


 そして、佐藤さとるといえば、切っても切れないのが、



コロボックル物語


のシリーズ。


 メイン・ストーリーは、5巻まで出ていますが、今日は、第一巻



『 だれも知らない小さな国 』



のお話しをしましょう。






 



 時間は、いまから、70年ほど前にさかのぼります。


 物語の主人公、「 せいたかさん 」は、当時、小学校三年生。


 とりもちを取る、もちの木を探して、峠山の向こうへ、ひとりで探検に出かけた主人公は、小山の陰に隠された、小さな平地に出会います。


 その平地は、三角の形をしていて、美しい泉が湧き出していました。


 すっかりそこが気に入った主人公は、ひとりで何度もそこへ遊びに行くうちに、近所のおばあさんから、奇妙な話を聞くことになります。


 三角平地の横の小山は、昔から、鬼門山(縁起がわるい山)と呼ばれていて、人はめったに足を踏み入れることがなかったのですが、鬼門と呼ばれていたのは、表向きの理由。 本当は、── そこに住んでいる「 こぼしさま(小法師さま) 」の地を荒らさないためだった、というのです。


 その話を聞いてから、まもなく、主人公は、夏の小山の三角平地で、不思議な体験をします。


 




 やがて、戦争の渦が、日本を巻き込んでいきます。


 



 終戦を迎え、焼け野原の町に立った主人公は、夏の強い日差しの中、あの不思議な体験を思い起こします。


 そして、晴れ上がった秋空のある日、主人公は、あの懐かしい小山の三角平地を訪れるのでした──


 




 


 この『 だれも知らない小さな国 』は、佐藤さとるのデビュー作品で、昭和34年に発表された作品です。


 その当時、児童文学の出版は低迷していて、同人誌での創作活動が主流でした。


 佐藤さとるも、いぬい・とみこ、長崎源之助、神戸淳吉と、同人誌


『 豆の木 』


を発刊していました。 長崎源之助などは、自宅の一部を地域に開放して、私設図書館を現在でも開いていますが、その名前も 『 豆の木文庫 』 と、当時の同人誌の名前を冠しています。


 


(マスターの全国級


恥かき記事はこちら!


(爆散))


 


 

 え~356、話は戻りまして。


 『 だれも知らない小さな国 』が発表された、昭和34年といえば、60年安保の,


まさしく前夜。 児童文学にも、反戦をはじめ、社会思想が波及していた時代です。


 そんな中で発表された佐藤さとるの作品は、作者本人が明言しているように、ファンタジーそのものでした。


 『 だれも知らない小さな国 』 も、戦前から続く話ですから、当然、戦争の記述もあることはあるのですが、その部分はほんのわずか。 1ページにも満たないばかりか、


 「 毎日が苦しいことばかりだったが、また底ぬけに楽しかったような気もする。」(本文より)


と書く始末。 主義や思想が社会に渦巻く中、ただ、ファンタジーをひたすらに追い求める佐藤さとるの作品は、当時、各方面から、低い評価を受けたようです。


 それでも、佐藤さとるは、本人の言う 「 幼年時代から抱きつづけてきた幻想の総和 」 であるコロボックル物語を書き続け、日本初の本格的なファンタジー作家、との地位を固めて、現在も 『 だれも知らない小さな国 』 は、出版され続けています。


 つまるところ、この物語の魅力は、



作者自身が楽しんで、


好きなものを書いている。



というところに尽きるようです。


 話を書いている自分が、おもしろいと思ったことを、読む人に、うまく伝えること。


 なにやら、ブログにも、通じることのような気がします。


 ブログを書いていて、詰まったとき、本当に自分は、このブログを書きたいと思っているか? 読む人のことばかりを気にしていないか? と、自問自答することがあります。


 趣味の範囲なのですから、どう書くかは、最後は



自分の気持ちで決める。



 それが、長続きするコツなのかな? とも思います。




 
 さてさて、 『 だれも知らない小さな国 』 の話 ──。


 あまり書くと、ネタバレになってしまうので、あまり詳しくは書けませんが、まあ、シリーズ化しているので、言ってしまっても、いいでしょう。


 主人公は、コロボックルたちと、月夜の晩に、幻想的な出会いを果たします。


 


 しかし、おりしも、時代は、高度成長期を迎えたばかり。


 地域開発という名の魔の手が、コロボックルたちの住処、美しい泉をたたえた小山の三角平地に襲いかかります。


 さあ、主人公とコロボックルたちは、どう立ち向かっていくのでしょう?


 


 そうかと思うと、主人公とコロボックルたちが出会いを果たす過程で、コロボックルは、とんでもない失敗をしてしまい、思いがけないラブストーリー354が生まれたりします。


(その結末は、『 だれも知らない小さな国 』ではなくて、コロボックル物語の第二巻、『 豆つぶほどの小さな犬 』 の冒頭に書かれていますが…) 



 とにかく、そんなハラハラするような話が、この本の中に詰め込まれています。


 ぜひ、機会があったら、手に取ってみてください。


 もうすぐ迎える梅雨の季節に、お勧めの一冊です!


 




 


  最後に、少しだけ、おまけ情報を ──


 「佐藤さとる コロボックル物語展」が、神奈川県横浜市で開催されるようです。


 コロボックル物語の挿絵の原画や、物語の資料が展示されますので、横浜まで足を伸ばせる方は、覗いてみてはいかがでしょうか。


「佐藤さとる コロボックル物語展」-だれも知らない小さな国-

’07年8月4日(土)~9月30日(日)  
県立神奈川近代文学館展示館 第3展示室
開館時間:午前9時30分~午後5時
入場料:大人400円、20歳未満及び学生200円 




それでは、また、お会いしましょう!



                                               マスター カケス


ameba lanking banner

スポンサーサイト





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。